同遊技場は2016年、同ビル5階に開設。スペースが狭く常設ではなかったことなどから、6階の旧市議会議事堂跡地を改修し、4月29日にリニューアルオープンした。
スペースは旧遊技場に比べ3・6倍に拡張。大型遊具を増やし、多目的室やキッチンスタジオを新設した。また、未就学児までだった対象年齢を小学生までに拡大。利用料は無料を継続している。
子どもと付き添いの保護者らを合わせた5月の利用者数は1万239人で、1日平均394人。リニューアル効果に加え、施設規模や対象年齢を拡大したことで、1日平均数十人〜100人ほどだった旧遊技場を大幅に上回る出足となった。
利用者の内訳は子どもが51%、大人(中高生含む)が49%。地域別では市内が全体の76%で、このほか近隣市町の住民や帰省客などの利用もあった。
傾向としては土曜と日曜、GWの祝日、雨天時の利用が多い。団体利用は園外保育の2件。これまで大きな混乱はなく、過度の混雑も見られないという。
今後は子育てイベントも開催予定
市保育課は「当初の見込みを大幅に上回る利用をいただいている。今後は指定管理者の企画で月1回程度、子育て関連のイベントを開催する予定」と話している。(柏)