北見市西富町のパッチワーク&キルトの教室「ヴィラローズマリー」の「ベストフレンズ&パッチワークキルト展」が、市内のまちきた大通ビルコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。指導する岡山美絵子さんと生徒らによるタペストリーやベッドカバーなど約50点を展示している。15日まで。
秋をテーマに、オーガンジーの生地を使ったもみじのシャドーキルト、しらかば、ホオノキなど実際の葉を型紙に使ったアップリケキルトをはじめ、シュウメイギクの花のキルトや3年かけてコツコツ完成させたというベッドカバーの大作など、ひと針ひと針丁寧に作られた作品がずらり。
また、岡山さんと生徒ら18人がハギレで作った7788個のヨーヨーキルトや、6角形のキルトを大小につないだ作品も並べた。
岡山さんは「1日1回針を持つと落ち着くという人もいます。布の美しさ、大切に思う気持ちなどを感じてもらえたらうれしいです」と話している。(菊)