華道家元池坊北見支部佐藤社中の花展「花のこころ 楽しむ心」が、北見市内のコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。季節の花を使った18人の作品を、前期後期に分けて展示している。6日まで。
佐藤春峰さん主宰による佐藤社中の設立55周年を記念し、約5年ぶりに開いた社中展。
前期の3、4日にはキガラシやキク、ホオズキといった秋らしい植物を使い、池坊の基本に沿った立花、生花、自由花の作品を中心に展示。中には、オートバイの部品を花器にするなど、ユニークな作品も並んだ。
佐藤さんは「花展を通して野の花の魅力を味わっていただけたら。55年よく続いたと思います。今後は後輩につなげていきたい」と話している。(菊)