道路横断中の事故が後を絶たない。また、65歳以上の高齢ドライバーの事故発生割合が高くなってきている。
4月2日には北見市とん田東町の国道39号で90代の男性が横断歩道ではない片側2車線の広い道路を渡っていたところ、直進中の乗用車と衝突し死亡した。
10月は毎年、発生の多い時期
運転者、歩行者ともにルール遵守を
一方、死亡事故ではないが8月22日には市道北光通、9月21日には市道山下通で歩行者と貨物自動車が衝突する事故が発生。それぞれ高齢の男性と女性が重傷を負っている。この2件は、歩行者が見えづらくなる夕暮れ午後7時台の発生だった。
北見署は「特にこの時期、日没が早くなり歩行者が見えづらくなる」とドライバーに注意を促すとともに、歩行者にも「車から見えるような服装で」とお互いに注意するよう呼び掛けている。(寒)
【運転者へ】
・夕暮れ・夜間は見通しが悪くなります。特に進行方向右から道路を横断してくる歩行者に十分注意しましょう。
・高齢者と歩行者を見掛けたら動向に注意し、スピードダウンを。
・状況によりハイビームを活用し、視界を確保しましょう。
【歩行者へ】
・無理な横断は事故を引き起こします。必ず横断歩道・歩道橋を渡りましょう。
・夕暮れ・夜間は明るい服装で外出し夜光反射材を着用しましょう。
・車からあなたが見えているとは限りません。通り慣れた道でも油断をせず、車や自転車に十分注意しましょう。
<北見警察署メモ>