10月12日に北見市端野町二区の国道39号で発生した交通死亡事故を受け北見警察署は19日、交通安全団体や道路管理者らを集め、緊急の道路診断を行った。
事故は同日午後3時頃、国道を西から東へと直進していた乗用車と、国道を横断していた自転車が衝突し、自転車に乗っていた70代の女性が死亡した。
自転車に乗るときはヘルメットをかぶって
自動車は高齢者、歩行者を見かけたらスピードダウンを
道路診断には北見署と道路を管理する網走開建をはじめ自治体、交通安全協会など関係者20人が参加。北見署交通課は「交差点として必要な設備はほぼ備わっている」として、「双方がともに交通ルールを守ることが大事。自分の体を自分で守ることも」と呼び掛けた。
参加者は真剣な表情で説明を聞き、事故防止策をたずねていた。地域の交通安全組織の参加者は「啓発チラシを作成し、地域住民に事故防止を周知したい」と話した。(寒)
【自転車運転者へ】
・道路を通行するときは信号を守り、一時停止標識のある場所では必ず止まって左右の安全確認をしましょう。
・自転車乗車中の事故で亡くなった方のおよそ8割は頭部の怪我が原因。自転車用ヘルメットをかぶりましょう。
【運転者へ】
・高齢者や歩行者を見かけたら動向に注意し、スピードダウンしましょう。譲り合いの心で、運転者自身の防衛運転をお願いします。
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