北見商工会議所は今年度第2四半期(7~9月)の景気動向調査の結果をまとめた。卸売業を除く4業種の業況が前年同期に比べ大きく改善している。
北見市内の105社が回答。集計結果は好転割合から悪化割合を差し引くDI値(景気動向指数)で表した。
全体の業況は、前年に比べ「好転した」とする企業と「悪化した」とする企業がともに33・3%で、DI値は0と前年同期比17・4ポイント改善した。
業種別ではサービス業が32・5ポイント、小売業が20・8ポイント、製造業が19・1ポイント、建設業が12・0ポイントそれぞれ前年同期よりも改善。一方、卸売業は23・0ポイント悪化した。
経営上の問題点は、前回調査と同じく1位「諸経費増」、2位「人材不足」、3位「人件費増」となった。(柏)