北見商工会議所は、今年度第4四半期(1~3月期)の景気動向調査の結果をまとめた。全5業種とも前年同期に比べ業況が悪化している。
北見市内の125社が回答。集計結果は、好転割合から悪化割合を差し引くDI値(景気動向指数)で表している。
全体の業況は、前年に比べ「好転した」とする企業が27・2%、「悪化した」とする企業が44・8%でDI値はマイナス17・6。前年同期に比べ16・6ポイント悪化した。
売上DIを業種別に見ると全5業種とも前年よりも悪化。特に卸売業が48・0ポイント、小売業が31・0ポイント、サービス業が39・5ポイントの大幅な悪化となった。
経営上の問題点の1位は今回も「諸経費増」。2位と3位は順位が入れ替わり2位「人件費増」、3位が「人材不足」となった。