小田部氏は事務局の電話で気付くも数分の遅刻で流会に
■数分遅刻
議運は、各会派から選出された議員で構成され、年4回開催される定例会の日程などを協議する。委員の無断遅刻・欠席により定刻まで委員全員が揃わなかった場合、委員長の判断で流会となる。
11月5日の議運は当初、午前10時に開会する予定だった。
遅刻した小田部氏は、当日朝の同市議会事務局からの電話により気づき、慌てて議場に向かったものの、「数分遅れてしまった」(小田部氏)。
議運委員長の金兵智則議員の判断で流会となり、同日午前10時5分から改めて開会となった。
本紙取材に対し、小田部氏は「あってはならないミス。言い訳のしようがない。公務を忘れたということは重大なミスで有権者、市民の皆さまに心からお詫びしたい」と話していた。
今後は「スケジュール管理を徹底し、同じようなミスを起こさないようにしたい」としている。
石垣氏は連絡つかず所在不明に
同会派の里見議員が代行で出席
■無断欠席
同事務局は11月10日の議運開会の10分ほど前、小田部氏と同様に石垣氏に電話連絡したものの、「つながらなかった」(同事務局)。
石垣氏の所在が確認できないために急きょ、同じ会派の里見哲也議員=1期目=が代行で出席することになった。
電話で呼び出された里見氏は議場に向かい「10時1分になる前の到着だったためか流会にはならなかったようです」
里見氏の代行により流会は免れたものの、石垣氏が無断欠席したことに変わりない。
11月10日の議運が終了したのは午前10時15分。石垣氏は、議運終了後に同議会事務局からの電話連絡により同日に議運が開催されたことを知った。
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次回は、議運を遅刻・無断欠席する理由などについて紹介する。