北見商業高校の第33回課題研究発表会がこのほど、同校で開かれた。3年生74人がグループごとに研究してきた成果を発表した。
同校3年生は毎年、自分が学びたい分野を選択し、テーマを決めて研究している。今年は「調査研究」「作品制作」「職業資格」「販売実習」の4つの分野で、14グループに分かれてそれぞれ取り組んできた。
この日、全校生徒を前に代表グループが発表。地域活性化分野の「北見の地域活性化」をテーマにしたグループは、北見に大規模な公園を作ることが地域活性化につながると提案。公園があることで子育てしやすい環境になり、子ども達の運動不足解消、防災施設としての利用といったメリットがあることなどを画像を使いながら、分かりやすく話した。
このほか「プログラミングによるアプリの制作」や「ビジネスの楽しさ・重要性を伝えよう!〜小中学校への出前授業」などを発表。1、2年生は今後の参考にしようと熱心に聞き入っていた。(菊)