北見商業高校でこのほど、日本政策金融公庫(以下日本公庫)による出前授業が行われ、流通経済科3年生28人がアイデアをビジネスとして形にする視点や発想の広げ方を学んだ。
日本公庫は、将来を担う若者の創業マインド向上を目的に、高校生・高専生(1~3年)対象のコンテスト「高校生ビジネスプラン・グランプリ」を開いている。同校は授業の一環として毎年コンテストに参加しており、プラン作成の第一歩として出前授業が行われた。
講師を務めた日本公庫の職員は、ビジネスアイデアは世の中の不便や不満を解決する方法を考えることから生まれるなどと紹介。生徒達は手始めに「眼鏡がすぐに合わなくなる」など、自分や身近な人の困り事をヒントにビジネスプランを考え、グループに分かれて意見を出し合った。
生徒は「アイデアを出し合いながらプランをブラッシュアップしていく作業が面白かったです」と話していた。(理)