北見商業高校流通経済科の3年生32人が10月24日、自分達が商品開発したパンや弁当などを注文した生徒達に届ける商品交換会を行った。
課題研究授業の一環として、4月から準備を開始。地元企業と共同で商品開発に取り組んできた。北見の名産品を使った「白花豆のクロワッサン」や「北見ハーブパン(フォカッチャ)」など、それぞれ味や素材にこだわって作り上げた自信作。
10月2~4日には全校生徒や一般の人々を対象に食券前売り制の校内販売を実施した。
この日は注文を受けた986個もの商品を2人1組で慎重に注文書と照らし合わせながら袋に詰め、生徒らの教室に届けた。
生徒達は「めっちゃ美味しそう。ありがとう」と嬉しそうに受け取っていた。
商品開発に取り組んだ女子生徒は「アイディアが形になり、買ってくれた皆の喜ぶ顔が見られて嬉しかったです」と笑顔。続けて「授業を通じて今後社会に出るうえで大切なことを学べて良い経験になりました」と話していた。(結)