同社は毎年、管内の売上上位50社を独自に集計・公表している。上位50社の年商総額は3239億円で前年を4%上回り、2年連続で3千億円台を維持した。
ベスト50社の業種別内訳は水産がトップで、15社がランクイン。次いで建設7社、木材と車両が各5社、食品4社など。
業種別の年商トップも水産で961億円。水産物価格上昇の恩恵を受け前年の800億円から20%増の大幅な伸びを示し、全体の3割を占めた。木材は645億円で前年をやや下回ったものの安定の2位。建設業は290億円で前年比2割近い減少。建築価格高騰の影響で一般住宅や共同住宅などの需要が低迷した。
ランキング1位は、年商492億円の丸玉木材で2位以下を大きく引き離して盤石の首位。次いで道東アークスが198億円、日専連ニックコーポレーションが170億円。ベスト50社のうち新たにランクインしたのは輸入車販売や水産関連業など4社。一方、建設業や畜産業などでランク外となった企業もある。(柏)