工事で失われる森の面積分を植樹

2024-01-19 掲載

(美幌町/社会)

宮田建設が美幌町と協定締結

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 株式会社宮田建設(美幌町、宮田博行社長)と美幌町が16日、森林整備に関する協定を締結した。

 締結で同社は、道路や河川改修、農業土木など森林が失われる工事を受注した際に、相当する面積分を町有林(FSC認証林)に植樹することで「面積オフセット」を図る。

 両者は2009(平成21)年に最初の協定を結び、5年ごとに更新。今回の締結で期間は29年3月末まで延長された。2023年度は、0・2㌶に400本のカラマツを植栽する。09年からの累計では、面積は12・707㌶、植栽本数は2万5414本になる。

 16日は役場庁舎での締結式で宮田社長と平野浩司町長が協定書を交わし握手。宮田社長は「SDGs、ゼロカーボンにもつながる。しっかり取り組みたい」、平野町長は「約15年間取り組んでこられたことに感謝したい。責任をもって森林づくりを進めたい」と述べた。(浩)

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