社会医療法人恵和会(札幌市、西澤寛俊理事長)と美幌町が8月28日、森林整備協定を結んだ。町有林(FSC認証林)1・24㌶にカラマツ2480本を植え、20年間の下刈りや間伐費用を負担する内容。役場で調印式が行われた。
恵和会は美幌町在宅介護支援センター、介護老人保健施設アメニティ美幌など1998(平成10)年以降、関連する社会福祉法人恵和福祉会と合わせて町内でさまざまな医療・介護サービスを提供している。
協定は社会貢献の一環として2008年から毎年結び、今年で16年目。今年の締結で、協定の面積は20㌶、植栽本数は4万本をそれぞれ超える。恵和会は協定を結んだ森林を「恵和会~みらいの森」と命名。毎年、各地の職員らが参加して植樹式を行っており、今年は10月6日に予定している。
調印式では、西澤理事長と平野浩司町長が協定書を交わした。西澤理事長は「大自然で植樹できるのは貴重な機会。今後とも継続していきたい」とあいさつ。平野町長は「交流、学習の場などとして大切に育てたい」と感謝した。(浩)