北見市は、能登半島地震の被災地で応急給水活動を行う支援隊を30日に派遣。この日、市上下水道局で支援隊員の壮行会が行われた。
市は、日本水道協会からの要請を受けて被災地派遣を決めた。20代~50代の上下水道局職員8人を2回に分けて派遣し、いまだに断水が続く石川県七尾市、珠洲市で住民への給水活動を行う予定。派遣期間は30日~2月11日で、第1班の4人は2月5日まで滞在し、第2班の4人と交代する。
壮行会で山田孝雄市公営企業管理者が「被災した住民の心に寄り添った給水活動を」と激励。隊長の高木伸彰水道課長は「確実にお水を届けられるよう最大限努めます」と述べた。
この日、第1班の4人が給水車と生活資材などを積んだ作業補助車に分乗し、職員に見送られながら同局前を出発。小樽からフェリーで新潟へ向かい、そこから現地入りする。(柏)