同セレクションは、広島県で行われる大会に出場する「U―15北海道選抜」のメンバー選出を目的に、2019年から毎年開催。今年は野球を通じた日韓交流事業の一環として初めて韓国に派遣する。
道内の中学生約60人から選抜され、合格者22人に名を連ねた瑛琉くんは「すごく嬉しかった」と笑顔を見せた。同大会には投手として出場するが、長打力も誇る「投打二刀流」。9月に旭川で開催された北海道選抜大会では劣勢の中、同点に追いつくホームランを放つなどの活躍を見せた。
日韓親善交流大会について瑛琉くんは「自分の得意な球種はストレート。本領を発揮して真っ直ぐな気持ちでぶつかりたい」と強い意気込みとともに「海外に行くのは初めてだから楽しみ」と語り、場を和ませた。
伊田町長は「活躍を期待している。頑張ってきて」とエールを送った。
11月1日に北海道を出発し、4泊5日で大会出場やチェジュ、ソウル観光などを経て5日に帰北する予定。(結)