訓子府町は16日、2024年度予算案を発表した。昨年4月の町長選後、政策予算を加え6月に補正された23年度予算に比べ一般会計は1・8%減の49億2140万円、特別会計を合わせた総額は0・8%減の65億6860万円となっている。
一般会計の歳入は、町税が同0・3%減の一方、地方交付税は5・6%増を見込み、自主財源比率は28・6%(前年度29・4%)、依存財源比率は71・4%(同70・6%)となる。
おもな新規事業では、地域おこし協力隊員6人の受け入れ事業費に2970万円。商店街活性化や空き家活用に取り組んでもらう。伊田彰町長は「1年後に向けた本人の希望も聞きながら柔軟に対応していきたい」と述べた。
小学校や図書館、公民館など公共施設ごとに行っている老朽化対策計画を統一する、計画策定事業に3010万円。伊田町長は「実施設計前のデータベース化」だと説明した。
3月7日開会の定例町議会に提案する。(寒)