がんリスク検査費の助成など実施へ

2024-09-19 掲載

(置戸町/政治)

置戸町議会
補正予算案など可決

 置戸町議会定例会が11、12日に開かれた。今年度一般会計補正予算案など議案4件、決議案1件、意見書案8件を原案通り可決。教育委員会委員の人事案2件に同意した。2023年度の各会計決算認定7件は決算審査特別委員会を設置し、付託した。

 一般会計補正予算案は、空き家利用促進補助金や未来の起業補助金の追加、道路の維持管理に要する修繕用資材の購入費、自宅でできる簡易ながんリスク検査費の助成分など、6505万9千円を追加し、総額48億7179万2千円となった。

 がんリスク検査は、検診の受診率向上を目的に実施。自宅に郵送される検査キットで唾液を採取し、返送すると6種のがん(肺・膵・胃・大腸・乳・口腔)リスクを知ることができる。検査は40~74歳を対象に自己負担3400円で実施し、今年度は30人分の予算を計上した。

 一般質問は議員3人が登壇。柏原勝議員は「地域巡回バス」に代わって今年4月から開始した「ハイヤー料金助成事業」の利用状況について深川正美町長に質問した。4月から7月末までの1日の利用平均は12・5回と巡回バスと比べて1・9倍の利用があり、深川町長は「住民の足として利便性の向上を図り定着してきた」と述べ、今後についても利用者の声や事業者との意見交換を参考に「継続的に事業を進めていきたい」と述べた。(理)

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