日本代表候補の網走合宿は今月1日から7日まで、網走スポーツ・トレーニングフィールドを中心に行われている。期間中、ヘッドコーチのサイモン・エイモー氏とキャプテンの石田吉平選手(横浜キャノンイーグルス)は練習の合間を縫って水谷洋一市長を表敬訪問するほか、候補選手たちによる市内児童を対象にしたタグラグビー教室が開かれる予定だ。
網走入りした今月1日、市内関係者は女満別空港で候補選手をお出迎え。「歓迎」などと書かれた大型の横断幕やうちわを手に、「頑張ってください」などとエールを送っていた(写真)。
ラグビー日本代表の網走合宿は、今回の候補合宿を含めて計8回目。ジャパンが大活躍した2019年のワールドカップ日本大会の直前合宿地にも選ばれており、冷涼な気候と良質な天然芝グラウンドなどが高く評価された。
コロナ禍前、網走市はラグビー合宿タウンとして有名だった。近年の来網チームは減少傾向にある中、市内関係者は今回のセブンズ日本代表候補の合宿が今後の誘致活動の弾みになることに期待している。 (大)