3月25日付で美幌警察署に着任した髙田良一署長(55)。「住民の皆さんが安心感を感じていただけるよう、街頭での活動を強化したい」と抱負を述べる。
美幌、津別両町の隣り、釧路管内弟子屈町出身で、1987(昭和62)年に北海道警察入り。主に地域、警務分野の勤務が多かった。印象に残ることとして、93年の北海道南西沖地震、95年の阪神・淡路大震災、96年の豊浜トンネルの崩落事故など若手時代に経験した災害・事故対応を挙げる。
美幌警察署は2017年から19年まで副署長を務め、5年ぶりの勤務。「防犯や交通安全など関係団体の活動が活発で、とても協力的で仕事がやりやすい印象を抱いています」と述べる。
警察署の役割として「住民の皆さんに安心感を与えられる存在でありたい。そのためには警察官が街頭に出ることが大切。国道240号をはじめ、交通事故の抑止にも力を注ぎたい」と話す。
学生時代は柔道に取り組み、現在はジョギングが趣味。昨年は網走マラソンを完走した。「サブ4(4時間以内)が目標」という。(浩)