最高気温が20度を超え、初夏の陽気に包まれた北見市内で8日、小中学校と義務教育学校全36校で一斉に入学式が行われた。市教委によると小学校730人、中学校823人の計1553人の新1年生が入学。喜びや期待を胸に学校生活をスタートさせた。
このうち東小学校ではコロナ禍の前とほぼ同じように保護者と6年生が見守る中、新1年生28人が式に臨んだ。担任から1人ひとり名前が呼ばれると「はい」と元気な挨拶をした。
中原由紀子校長は「先生の顔と名前をしっかり覚えて、毎日元気に登校してくださいね」と呼びかけ、在校生代表の6年男子児童は「分からないことがあれば何でも聞いてください。この学校で楽しく過ごしましょう」と歓迎の言葉をかけた。
式が終わると、玄関前で記念撮影をする親子らの姿も多く見られ、新入生の清野奨くんは「休み時間にカタキをして遊びたいです」と笑顔を見せた。(理)