北見地区消防組合管内(北見市、置戸町、訓子府町)の今年1~3月の火災発生は11件で前年同期間に比べ2件減少。11件のうち建物火災が10件と昨年に続き建物火災が多発している。
月別の発生は1月が2件、2月が3件、3月が6件。建物火災以外では2月に車両火災が1件発生した。火災による死者、負傷者は発生していない。
建物火災は一般住宅が6件で、内訳は全焼が1件、半焼が2件、部分焼が3件。このほか介護老人施設、共同住宅、倉庫の火災が計4件。
火災原因は調査中が多いが、昨年からの傾向としてたばこやストーブ、ガスコンロなどからの出火が目立つ。
同組合消防本部は「火の消し忘れなどの確認を徹底し、住宅用火災警報器の有効期限の確認と適切な交換を」と呼びかけている。
雪解け後は屋外火災の野火が起きやすいことから、併せて屋外での火の取り扱いにも注意を求めている。(柏)