ホンダゴールドウイング、ハーレーダビッドソン…。バイク好きのツーリング仲間が15日、四国1周12日間の旅へと北見を出発した。
20年来の友人らでつくる「仲良しこよし会」のメンバー8人。1800㏄クラスの大型バイクにオーディオを備えつけるなどカスタマイズして、世界に1台だけと愛車を誇る。
従来の行先は、東北の辺りまでだったのが昨年は琵琶湖や京都周辺を巡る10日間の旅となるなど、だんだんと遠くまで足を伸ばしている。「来年は九州かな」と話す会員も。
今年は小樽からフェリーに乗り京都・舞鶴で下船して四国へ向かう。同会の伊藤博義会長は「みんなこれを楽しみに1年間頑張っている。ゆっくりと安全運転で行ってきます」。
昨年は都合でお見送りをした同会の世話役鍋嶋稔さんは「ようやく今年は一緒に行ける」と嬉しそう。道中の楽しみは「風を感じて走ること」と少年のような目を輝かせ「ボボボ」と独特の低音を響かせ出発して行った。(寒)