美幌中学校3年の星野竜之介くんが、2月に長野県で開かれた全国中学校スケート大会に出場し、男子1000㍍で45位、1500㍍で29位だった。2月28日、中学校を訪れた矢萩浩教育長に結果を報告。スピードスケート競技は中学で区切りをつけ「高校ではサッカー部で頑張りたい」と新たな目標を述べた。
星野くんは、1月に苫小牧市で開かれた北海道中学校スケート大会で1000㍍25位、1500㍍14位に入り、初めての全国に臨んだ。
全国の会場は長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)。122人が出場した1000㍍が1分23秒70、80人が出場した1500㍍が2分10秒45で、ともに自己ベストを更新した。
今季に向けては、夏場にロードバイクに乗り、10月から12月にかけては週末に帯広市に通って滑るなど調整を続けてきた。「スピードも上がり、技術面でも向上したと思います。全国は大きな会場のすばらしいリンクで感動しました。悔いなく滑ることができました」と笑顔で話した。
小学2年生でサッカー、6年生でスケートを始め、並行して取り組んできた。進学先の北見柏陽高では、サッカーに絞る。「全道大会に出場したいです」と話す。
矢萩教育長は「スケートで得た財産を生かしてこれからも頑張ってください」と激励した。 (浩)