交通事故の衝撃や怖さを感じてもらおうと、プロのスタントマンが自転車がからむ交通事故を再現する交通安全教室が5月28日、北見常呂高校で行われた。
同教室はJA共済連の社会貢献事業として警察と連携して実施されており、道内では今年度8校で行われる。
激しい衝突に思わず声が
「これまで以上に気を付けたい」
東京のスタントプロダクションの6人が、並走や傘を差しながらといった危険な自転車走行の解説を交えながら実演し、生徒達とあらためて交通ルールやマナーを確認した。
また、見通しの悪い交差点での自動車との衝突事故や無灯火による自転車同士の正面衝突事故の再現では、スタントマンが弾き飛ばされ、事故の衝撃の大きさに生徒だけでなく、授業を見守っていた教諭や関係者らも思わず声をもらした。
日ごろから自転車を利用しているという3年生の女子児童は「リアルな再現で事故の怖さが伝わりました。これまで以上に事故を起こさないよう気を付けたいです」と話していた。(理)