中学生が防災について考える「1日防災学校」が5月30日、美幌中学校で開かれた。
生徒への防災教育として、外部講師を招きながら定期的に開いている。この日は1年生がNHK北見放送局の職員の講話を聞き、3年生は美幌消防署員の講話を聞いたり、AEDの使い方を学んだ。
2年生56人は、役場職員を講師に体育館で避難所設営を体験。簡易テントを広げて設営したほか、協力して段ボールベッドの組み立てを体験した。
段ボールベッドは、いくつも組み立てた箱に段ボール紙を乗せる仕組み。見た目以上に頑丈な造りに「すごい」と驚いていた。組み立てを終えた男子生徒は「思ったより簡単に組み立てられました。寝るにも問題はなさそう」と話していた。(浩)