津別小学校のロケット教室が11日に小学校などで開かれ、5、6年生がロケットの制作、発射を通じて、夢を持つ大切さを学んだ。
主催は津別町教育委員会。ロケットを通じて夢を持つ勇気、自信を育んでもらおうと、ロケット事業に取り組む植松電機(赤平市)代表取締役の植松努さんを講師に招き、2年に1度開いている。
児童たちは町民会館で長さ30㌢ほどのロケットを作り、小学校のグラウンドで発射に臨んだ。発射台にロケットを設置し、カウントダウンの合図でボタンを押すと、「シュッ」と鋭い音とともにロケットが空高く上がり、児童たちの歓声が上がっていた。
発射後は、植松さんが「思うは招く。夢があればなんでもできる」をテーマに講演。児童たちに目標に向かって前向きに挑戦する大切さを説いた。(浩)