北海道大学公共政策大学院の学生団体HALCC(ハルク)による授業が20日と21日、津別高校で行われた。2年生が7月に「北大マルシェ」に参加し、津別の特産品を販売するのを前に、生産者へのインタビューなどを通じて商品の魅力を学び、PRの戦略を練った。
高大連携事業の一環。本年度は、ハルクによる授業が来年2月まで7回予定され、北大マルシェへの参加のほか、津別町への政策提言も計画している。
20日は、2年生がマルシェに向け、スイーツや木製品、野菜など津別の特産品を学習。商品の特長やこだわりなど、生産者に聞きたいことをハルクの学生とともに考えた。翌21日は、実際に生産者にインタビューを試みた。
道の駅あいおいのたいやき風スイーツ「クマヤキ」について協議した2年男子学生は「クマヤキについて聞きたいことが増えました」と話した。ハルクの男性(26)は「特産品のことを聞いたり調べたりすることで地域理解が深まり、良い発表になるはずです」と、真剣な生徒たちに手ごたえを感じた様子だった。(浩)