一般会計補正予算など可決し閉会

2024-06-28 掲載

(北見市/政治)

定例北見市議会

戸籍情報システムの障害発生を陳謝

 定例北見市議会は27日、2024年度一般会計補正予算をはじめ議案11件などを可決し、閉会した。

 24日の福祉民生常任委員会では、5月29日に発生した戸籍情報システムの障害について報告があった。

 市戸籍住民課によると、29日の業務開始前から同システムが起動せず、市役所の各窓口では同日午後2時まで、コンビニ交付は翌30日午後4時まで、戸籍関連の証明書を交付できない事態となった。

 交付できなかった件数は市役所本庁舎が19件、総合支所、支所・出張所が15件の計34件。交付を受けられなかった市民は再来庁または郵送で交付を受けた。

 窓口の交付は非常時用のバックアップ環境を稼働させて29日午後2時に再開。同日午後6時にシステムサーバ内の部品の不具合が判明し、部品を手配して翌30日午後1時50分までに交換と動作確認が完了。午後4時からコンビニ交付も再開した。

市内の公園、緑地の水銀灯をLED照明に切り替えへ

 市民環境部の川島圭子部長は「市民の皆様にご不便とご迷惑をおかけしたことに深くお詫び申し上げます」と陳謝した。

 25日の建設上下水道常任委員会では、2億1420万円を投じて実施する公園照明LED切替事業などを審議。同事業は脱炭素化の推進を目的に市内4自治区にある170カ所の公園や緑地に設置されている水銀灯734灯を省エネ効果の高いLED照明に切り替える。事業は国の交付金を活用する。

 説明によると300㍗の水銀灯の場合、1基あたり年間2万円の節電になるという。

 今年度は北見自治区の598灯のうち525灯で切り替えを実施。25年度は4自治区合わせて209灯をLED化する。(柏)

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