遠軽高校野球部の部員らが16日、全国高校野球選手権北北海道大会の2回戦でクラーク記念国際(空知支部)戦に臨む北見柏陽をスタンドで応援した。同じ北見支部の戦友として、友情を示した。
この日は吹奏楽部が来旭できず、試合開始当初は数人のマネジャーが攻撃時に太鼓をたたき、声を張り上げていた。
第2試合で白樺学園(十勝支部)との対戦を控える遠軽の部員たちは、3回の攻撃時から1塁側スタンドに整列。メガホンも使って大きな声を張り上げ、即席ながらクラークにも負けない迫力ある応援を繰り広げた。
試合後、柏陽の栗原明慎主将(3年)は「遠軽は1年生の時からずっとライバル。声援は友情を感じ、とてもありがたかったです」と感謝した。
柏陽の選手たちは試合後、スタンドに残り、遠軽に声援を送った。(浩)