子ども達が「動物愛護」学ぶ

2024-08-20 掲載

(北見市/教育)

個性豊かな保護猫とふれあい
「命を大切に最後まで」

北見市が学習会

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 動物愛護をテーマにした北見市主催の「こども環境学習会2024」が7日、北見市役所相内支所で開かれた。市内の小学4~6年生6人が参加し、命の大切さを学んだ。

 学習会では、北見市相内町で動物保護施設を運営する非営利型一般社団法人「アニウェル北海道」代表理事の上田広之さんが優しく語りかけながら、近年問題になっている野良犬、猫の増加などについて解説した。

 上田さんは「私達は動物から絆や愛情など、多くのプレゼントを頂いています。人と動物がお互いを大切にして、幸せになる社会を目指したい。今日の話や経験が勉強のきっかけになれば」と語った。

 講義後、同法人が運営し、現在15匹の猫が暮らす保護施設に移動。子ども達は猫じゃらしを手に猫達と遊び、じゃれる様子を見て「かわいい」と笑顔で声を弾ませていた。

 ほかにも「命を大切に最後まで」「一度飼うと決めたなら」など、標語を添えて犬や猫の絵を描いたポスターを制作した。

 参加した高栄小5年女子児童は「今、飼っている犬を最後まで大切にしたいと思った。友達にも保護猫がたくさんいることを知らせて、もし飼いたい人がいたら紹介してあげたい」と話していた。

 今回子ども達が制作したポスターは、10月6日に開かれるイベント「ペットの防災」の会場(北見市民会館小ホール)に掲示される予定。(結)

キーワード

  • 動物愛護
  • 保護猫

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー