39年間ありがとうございました

2024-08-20 掲載

(北見市/社会)

イトーヨーカドー北見店閉店

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 北見市光西町のイトーヨーカドー北見店が18日の営業を最後に、39年間の歴史に幕を閉じた。最終日には多くの買い物客が足を運び、別れを惜しんだ。

 同店は1985(昭和60)年にオープン。生鮮食品や惣菜をはじめ日用品や衣料品など、多彩な商品が揃う地域の総合スーパーとして地域経済の一翼を担ってきた。

 しかし首都圏重視を掲げるイトーヨーカ堂(東京)の地方店舗見直しにより、道内の店舗も再編。今年6月の帯広店に続き、北見店も閉店の運びとなった。

 店内には、利用者が思い出やメッセージを書き込んだカードを壁一面に展示。営業終了後の閉店セレモニーには大勢の市民が参加した。

 井上由香店長は「39年間商売ができたのは皆様のおかげ」と挨拶し、従業員達は「39年間ありがとうございました」と書かれたボードを掲げ感謝を伝えた。見守る市民は拍手を送り「ありがとう」「さようなら」と労った。

 長年利用してきたという女性は「生鮮食品が新鮮で、洋服を見るのも楽しみでした。なくなるのはとても残念で寂しい」と話していた。(柏)

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