道東ふるさと納税 北見市6位・網走市8位に

2024-09-30 掲載

(網走管内/社会)

2023年の動向まとめ

 帝国データバンク釧路支店は、2023年度道東ふるさと納税動向をまとめた。道東全体(オホーツク、十勝、釧路、根室管内)の受入額は918億3200万円で、北海道全体の55・5%を占めた。市町村別受入額は、5年連続で紋別市がトップとなった。

市町村別トップは5年連続紋別市
受入額は918億3200万円

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 税金控除を受けながら魅力的な返礼品が受け取れるふるさと納税は、全国的に年々、利用件数が増加。海産物や農産物の豊富な道東でも受入件数、受入額ともに増加傾向が続いている。

 23年度の受入件数は道内全体で983万8882件、受入額は1654億9600万円。これに対し道東は559万3013件、受入額は918億3200万円で北海道全体の半数以上を占めている。

道東のみで全道の55・5%に

 市町村別の受入額はトップ3は紋別市が192億1300万円(前年比1・1%減)で19年度から5年連続で首位。紋別市は全国でも2位となり、リピーターの増加や中国による海産物禁輸に伴う海産物支援が寄付につながったと見られる。

 次いで白糠町が167億7800万円(同13・1%増)、別海町が139億300万円(同100・2%増)。別海町は2年連続で伸び率が100%を超えた。

 オホーツク管内では北見市が6位で26億9900万円(同2・6%増)、網走市が8位で16億800万円(同26・2%減)。(柏)

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