7月に北見市で開かれた予選会を経て北海道選手団の一員に選ばれた。国スポのトランポリンは成年少年共通種目で、全国から10人が出場。10人の中には世界大会に出場するような選手もおり、吉田さんは「慣れない会場ということもあり、いつも以上に緊張してしまいました」と振り返る。
予選は規定演技と自由演技を行い、8位で通過。決勝では1つ順位を上げた。吉田さんは「納得いく演技ではありませんでしたが、緊張感がある中で技を通すことができたのは自信と強さにつながると思います」と話した。
コーチとして同行したクラブの神山和仁監督は「技を美しくこなせる選手。力がある選手が多い中で、自分の演技をやり切ることに集中したのが結果につながりました」と評価している。
次の目標は、6連覇がかかる10月の北海道年齢別トランポリン競技選手権大会。大会に向けてパイクアウト(前方2回宙返り2分の1ひねり)など新しい技を取り入れようと練習を重ねる。12月には全国大会「川崎トランポリンジャパンオープン」も控える。
来年も挑戦し順位上げられたら
国スポは「ずっと出たいと思っていた大会。来年も挑戦し、出られたら1つでも順位を上げたい」と向上を誓っている。(浩)