屈斜路カルデラトレイル

2024-10-04 掲載

(美幌町・津別町/社会)

利用者の安全を祈願

12日と13日には記念イベント予定

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 5日に開通する自然歩道「屈斜路カルデラトレイル(KCT)」の開削に携わった有志による安全祈願祭が3日、美幌峠─津別峠間で開かれた。

 トレイルを歩く人たちの安全を祈るとともに、笹刈りなど開削に伴う喜びや苦しみをともにした有志たちの〝区切りの場〟として企画した。

 関係者13人が参加。美幌峠から津別峠方向約4㌔の地点にある一本松(通称・ちょんまげ松)の近くで神事を行い、玉串を捧げて安全を祈った。

 中心になって今回の祈願祭を企画した津別町内のNPO森のこだまの職員は「良いスポットを探して冬に津別峠から美幌峠まで歩いたり、倒木処理で大変な思いをしたことなどを思い出しました。抽象的な表現になるが、ルートで見られる景色に加え、雲海、星空など地球の強さ、美しさ、それをつくった神のすごみを感じられるトレイルだと思います」と話した。

 KCTは藻琴山(銀嶺水)─美幌峠間14・2㌔、美幌峠─津別峠間10・8㌔の計25㌔。12日(土)と13日(日)には記念のイベントが予定されている。(浩)

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