北見の水墨画グループ墨真会による作品展「第2回シン水墨画展」が、北見市内のコミュニティプラザパラボ3階市民ギャラリーで開かれている。40~70歳代の11人による70点を展示している。20日まで。
古典をしっかり学び、新しい水墨画に挑戦しようと、テーマは「温故知新」。それぞれの個性が感じられるように、会員ごとにコーナーを設けて展示した。
基本となる竹や躍動感溢れる人物、昔話を題材にした作品、墨一色ながらまるで色が伝わるような花々など、水墨画への情熱が伝わってくる作品が並ぶ。
また、第7回日美展作家入選の会長の「雪解けの田原の滝」と会員の「できたよ雪ダルマ」も展示している。
会長は「今後さらに意識を高めて、新たな風を吹かせたい」と話している。(菊)