コロナ禍を経て食費面で苦労している学生を応援するため、北見のリサイクルショップ「こだわりや」は、東農大網走に出向いて野菜を無料配布した。
同社によるフード支援は3年前から続く。今回は、大空町と訓子府町の農家から購入した2㌧ほどの玉ねぎとジャガイモを、管内の大学や専門学校の学生に提供した。
東農大網走では玉ねぎ、ジャガイモを
東農大網走では、正午過ぎの配布開始前から300人以上の学生が並ぶ人気ぶり。玉ねぎとジャガイモそれぞれ1㌔ずつを計400袋用意し、1時間ほどで配り終えた。
村田貢範社長は「学生が勉強に集中できる環境づくりの一助になれればと始めた今回の企画。学生さんからの感謝の言葉に感銘しました。弊社スタッフも大切な何かを得たと思います」と話していた。(大)