
津別町学校給食センターが津別町幸町69に完成した。夏休み明けから稼働する。1日に落成式が現地で行われた。
センターは、前施設が1978(昭和53)年度の完成から47年が過ぎ老朽化したため、前施設の南側に新築した。木造平屋建、延床面積約652平方㍍で、総事業費は10億7767万円。調理能力は1日400食で、廊下でつながる津別小学校をはじめ、津別中学校、津別高校(希望者)の給食を賄う。
現在の調理基準にならい、煮炊き調理室と魚・肉類、野菜類の下処理室などは独立。和え物室、食物アレルギー調理室なども備える。空調が完備されたほか、異物混入など万が一の事態に対応できるよう、調理のようすは録画される。
落成式はセンター駐車場で行われ、小中高生の代表、教員、町議会議員らが出席。佐藤多一町長は建設にかかわるさまざまな尽力に感謝し「夏休み明けの給食が一味違ったものになると思っています」と期待した。
式後は内覧会が開かれ、出席者が新たな設備に理解を深めた。 (浩)