置戸町など主催の健康と福祉のまつり「いきいきライフフェスティバル」がこのほど、町中央公民館で開かれた。フリーアナウンサーで、野菜ソムリエプロやアクティブスリープ指導士の資格を持つ佐藤麻美さんが講演。町民ら120人が食事と睡眠の大切さについて耳を傾けた。
佐藤さんは「自分らしく笑顔で生きるために~ちゃんと食べてちゃんと寝る」と題し、肥満や老いを防ぐ食べ方を紹介。食後の血糖値の変動を緩やかにするために食事はサラダなど食物繊維から食べ始め、タンパク質、炭水化物と食べ順を意識したり、果物や酵素を多く含む食材を積極的に取り入れることなどを勧めた。
睡眠の質を高めるためには「ベッドで睡眠以外のことをしない」「起床時間をそろえる」などとポイントを挙げた。また、脳は起きてから8時間後に眠気がくる仕組みであると説明し、眠気を防ぐためには6時間後に短い仮眠を取るか、時間がない場合は「静かな場所で体を固定し、1分でもいいので目をつぶってみてください」とアドバイスした。(理)