市民パワーで地域高齢者の介護予防に取り組む、網走市の「西地区ふれあいサロン」が活動開始から20周年を迎え、記念式典を開いた。
同サロンは2005(平成17)年、西コミセン(大曲地区)を活動拠点として開設。地域住民らからなる西地区地域活動推進協議会が市の委託を受け、ボランティア登録する住民が介護予防メニューの提供・支援をしている。
現在、26人の高齢者がサロンを利用。ボランティア登録者は23人で、お年寄りの引きこもり防止や運動機能訓練などをサポートするほか、生活相談などにも応じている。
記念式典には約50人が出席。同サロン事業を担う同協議会・高齢者部会の國分安三会長は「地域のため、高齢者のため、新たな道に向かって進んでいきたい」とあいさつした。(大)