
網走、大空、美幌の3市町の老人クラブ連合会の交流研修会が7月30日、美幌町民会館で開かれた。約130人がフレイル・介護予防の体操や、ゲームなどで交流した。
網走市老人クラブ連合会、大空町寿老人クラブ連合会、美幌町シニアクラブ連合会に所属する計25のクラブが参加した。
美幌町の連合会会長で、一般財団法人健康・生きがい開発財団アドバイザーの平田美木男さんがフレイル・介護予防について講話。フレイル予防の「しにあ」として「しっかりかむ」「にっこり笑う」「あかるく歩く」の3つを紹介した。
いすに座り、手足を動かす運動も紹介。「足の筋肉を強くすれば転倒しづらくなり、腕を強くすれば杖をしっかりつけるようになります。いすに座っていてもできるので、楽しく笑って取り組んでください」と話した。
続いて美幌町の太田博美副会長、柏クラブの小田切純子会長が、おもちゃの刀や、新聞紙を丸めて作った棒を使い、タオルやボール、小さなかごを受け渡すリレー形式のゲームを紹介。参加者たちは失敗しながらも、笑顔で取り組んでいた。
このほか、美幌警察署地域・交通課地域係の髙倉慧さんが詐欺被害や交通事故の防止について講話。美幌町社会福祉協議会の藤田浩孝事務局長がシニアクラブ活動について講演した。 (浩)
