今回の選挙は、自民党の政治資金問題に伴う政治改革や経済対策などを争点に争われた。自民、公明両党が過半数の233議席を確保できるかが焦点となっていたが、自公合わせて215議席にとどまった。
武部氏は政治改革や経済対策などを重点に選挙活動を展開。小選挙区での当確速報が出た直後、選対事務所に姿を現した武部氏は支持者と握手を交わした。武部氏は「皆様のお陰で厳しい戦いを勝ち抜くことができた。地域の負託にしっかり応えたい。日本一のふるさとづくりに向け、死にものぐるいで頑張る」と述べた。
川原田氏は比例で初当選
川原田氏は自民党の政治とカネの問題を批判し、税制改革などを掲げて選挙戦を戦った。小選挙区では武部氏に一歩及ばなかったが、比例で復活。選対事務所で川原田氏は、支持者から花束を受け取り「残念ながら小選挙区での当選は果たせなかったが、皆さんの力で比例区で当選でき、心から感謝する。次は小選挙区で勝ちたい。今日をスタートとして、人と暮らしが中心の政治に向けて歩き出したい」と語った。(柏)(大)