北見市内外の飲食店やライブハウスなどのマッチ箱を並べたミニ企画展とミニロビー展が、北網圏北見文化センターで開かれている。ポップな見た目のものもあり、各店のこだわりと昭和の懐かしさが感じられる164点を展示している。12月15日まで。
展示品は、市民から寄贈されたセンター収蔵の「マッチ箱コレクション」。1970年代ごろに収集されたと思われる箱マッチとブックマッチが並んでいる。その多くは北見市内の喫茶店のものとあり、訪れた人は「懐かしい。学校帰りに行った」などと当時を思い起こしながら、じっくりと楽しんでいた。
かつて店の名刺代わりに使われていたマッチ。コレクションしていた人も多いことから、市教委文化財課は「北見ゆかりの懐かしのマッチが眠っていれば、ぜひご寄贈を」と呼び掛けている。
ミニロビー展の観覧は無料だが、展示室内のミニ企画展は有料。問い合わせは同課(0157-23-6742)へ。(理)