
クレヨン画に取り組む佐々木征雄さん(82)=美幌町在住=の作品展が美幌町図書館で開かれている。山や紅葉などの風景を中心に、50点ほどが並んでいる。
佐々木さんは長年、クレヨン画に親しみ、マナビティーセンターを拠点に活動するサークル「クレヨン散歩」の指導も務める。
作品展では、富士山や旭岳(大雪山)、知床連山など山岳をはじめ、美幌峠、日並牧場の巨木、十和田湖(青森・秋田県)周辺の紅葉など美幌町内と各地の風景を出展。タンチョウやシマエナガなど野鳥の作品も並ぶ。クレヨンの色彩感を生かしつつ、モノクロームに近い重厚感あふれる作品もあり、部分的にアクリルやポスターカラーなども使って表現の幅を広げている。
クレヨン散歩のメンバーの作品も数点並ぶ。佐々木さんは「イメージをふくらませて描いています。近年は出かけるのが大変になっていますが、富士山をまた描いてみたい」と話している。観覧無料で、22日まで。 (浩)