市民・町民後見人として活動へ

2024-10-31 掲載

(北見市/社会)

北見・訓子府・置戸の19人が養成研修を修了

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 地域に身近な立場で後見制度を担う「北見地域市民・町民後見人養成研修」の修了式が27日、北見市民会館で行われた。北見12人、訓子府1人、置戸6人の計19人に修了証書が渡された。

 研修は市社会福祉協議会が市の委託を受けて運営する北見地域成年後見中核センターの主催。今後の市民後見人制度の需要を見据え、今年度から受講対象を北見市民だけでなく、訓子府と置戸の町民にも拡大した。8月から10月にかけて計7回開講し、1市2町の福祉の現状や障がい者や高齢者の特性、後見制度の概要や活動の実際について講義が行われた。

 修了生が一人ずつスピーチを行い、「後見人は相手の話を聞く力や寄り添う力が大事だと感じた」「今回の知識を地域のために生かすことができれば」などと研修を振り返った。

 その後、市保健福祉部の井上智之部長らが一人ひとりに修了証書を手渡した。市社協の五十嵐俊啓会長は「北見地域でも困り事が多様化しています。皆さんには知識だけでなく地域の最前線で活躍して頂ければ」と期待を込めた。(理)

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