置戸町の60歳以上が学ぶおけと大学主催の「第7回おけと大学講座」が5日、置戸高校で開かれた。お年寄り達21人と同校の生徒1~3年生28人が軽スポーツのボッチャ・モルックやクイズなどのレクリエーションで交流し、楽しい時間を共有した。
生徒代表は「皆さんと会えることを楽しみにしていました」と挨拶。お年寄り達は3つのグループに分かれて交代しながら、生徒らが各学年で企画したボッチャ・モルックで試合をしたり、洗面器のお湯に好みの入浴剤を入れてハンドマッサージを受ける手浴などを楽しんだ。
初めは互いに緊張した様子だったが、交流が進むにつれて打ち解けあい、講座が終わるころには「今日はありがとう。体に気をつけてください」と声を掛け合う様子も見られた。
3年の女子生徒は「皆さんとても優しくて、たくさん温かい言葉をかけてもらえて嬉しかったです」と笑顔。また、「コミュニケーションの取り方などを学ぶいいきっかけになりました。すごく楽しかったです」とこの日の経験を振り返った。
おけと大学の女性は「なかなかできない体験ができました」と語り、「みんな(生徒達)とっても元気でいい子達。たくさんお話できて楽しかったです」と嬉しそうに話していた。(結)