
木の棒を投げて楽しむレクリエーションスポーツ「クッブ」と「モルック」の体験・交流会が5月31日、北見市民スケートリンクの多目的広場で開かれた。19~83歳の男女25人がチームに分かれて競技に親しんだ。
北見レクリエーション協会と市教委の主催。老若男女が一緒に楽しめるレクリエーションスポーツを通じた仲間づくりを目的に、10月まで計6回、体験・交流会を開く。
クッブは北欧のバイキングの遊びから生まれたとされるスポーツ。チーム対抗戦で「カストピンナ」と呼ばれる丸棒を投げて、相手陣地の角材「クッブ」を倒す。モルックはフィンランド発祥で、1~12の数字が書かれたピン(スキットル)を狙って木の棒(モルック)を投げて競う競技。
この日は、ルールを覚えたり、木の棒を的に当てることを目標に、公式ルールより近い距離から木の棒を投げた。クッブ体験では、思い通りのショットが決まると、チームでハイタッチをして喜び合い、ルールに慣れてくると戦術を立て、和やかながらも熱いゲームを繰り広げていた。
参加した70代の女性は「クッブの方がルールが難しかったですが、どちらもすぐに覚えることができ楽しかったです」と話していた。
今後、8月にモルック、10月にクッブのミニ交流試合をそれぞれ実施する。(理)