切磋琢磨し息の合った演舞披露
柔道の形競技は、2人1組が攻撃と防御に分かれて規定の攻防を繰り広げる。山田くんと村田さんは4年生のころからペアを組み、山田くんが投げる側の「取(とり)」、村田さんが投げられる側の「受(うけ)」を務める。
今大会に向け、互いに切磋琢磨しながら技の完成度を高めてきたという。
本番では息の合った演武を披露し、出場5チーム中最高得点をあげて初優勝。2人とも形での全国大会出場は初めてという。山田くんは「少し失敗したところもありますが、初めて形で優勝できてうれしい」、村田さんも喜びをかみしめ、「全国大会出場が決まり少し緊張していますが、優勝を目指したい」と話している。
指導する中澤佑紀さんは「本番が近づくにつれて良くなっていった。本番に強さを発揮してくれた」とたたえている。(柏)