女子1部は、1区と5区が3㌔、2区から4区までが2㌔で合計12㌔。北中は1区から順に久保柑奈さん、反怖(たんぷ)ひよりさん、細川瑠花さん、上原穂香さん、飯山旭さんの3年生5人が出場。松井杏美李さん、石川知優さん、山口珠依さんの2年生3人がリザーブメンバーとしてチームを支えた。
久保さんが先頭に立ってからゴールまで一度もトップをゆずらず、2位に4分近くの差をつけて走り切った。
全国大会は、アップダウンがある芝のクロカンコース。3年生5人が1年生だった22年は41位、23年は大会前にメンバーが病気やけがに見舞われて38位だった。
今年の全国に向けては、長距離の走り込みを増やし、クロカンを想定して美幌みどりの村森林公園を走った。
〝このメンバー〟での入賞目指す
エース区間の1区を担う久保さんは「大会まで練習を重ね、自信を持って走られるようにしたい。10番以内でたすきを渡せたら」と意気込む。
反怖さんは「積極的に行き、ラストスパートでも順位を上げられる走りをしたい」、細川さんは「万全な体調で練習できているので、最初からスパートまで全力を出し切りたい」と抱負を述べる。
上原さんは「昨年は(病気で)走ることができなかったので、その分も出し切ります」、アンカーの飯山さんは「粘り強く全国でも通用する走りを見せたい」と意気込んでいる。
陸上部顧問の大西大教諭(47)は「全道は安心して見ていられました。全国に向け、長い距離にも耐えられる足腰になってきている。力を出し切ってほしい」と期待している。(浩)