日本甜菜製糖株式会社美幌製糖所の工場見学会が9日に開かれ、美幌町民13人が「砂糖ができるまで」を学んだ。
地域の基幹作物である甜菜(ビート)がどう砂糖になるのかを知ってもらおうと、「日甜美幌製糖所を見に行こう!」と題し例年、製糖期間に開かれている。
参加者は従業員と製糖所敷地内を歩き、うず高く積まれた甜菜が工場内に運ばれていく様子や、甜菜をスティック状に裁断する機械、温水で糖分を抽出する機械などを見学。「製糖所に運び込まれた甜菜は、約20時間で砂糖になります」などの説明に聞き入っていた。
母親と妹の3人で見学に訪れた女子児童(5)は「(砂糖が)たくさんできていてすごかった。砂糖はクッキーをつくる時に使う。甘くて大好き」と話していた。(浩)